Excelが大好きだ!

Excel大好き経理マンがExcelの事を書き綴っていきます。


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Excelを開いたら自作リボンを最初に表示されるようにした

先日、このような記事を公開した。

www.excellovers.com

自作アドインのメニューだけで無く、Excelの標準メニューが表示されるようになったので、大変使い勝手が良いものになった。

ところが便利になって使用頻度が上がったことで1つ気になることが出てきた。

f:id:ExcelLover:20210103143922j:plain

分かってもらえるだろうか。
Excelを開いた時に右端に表示されていて、Excelを開く度にクリックして選び直さないといけない。

めんどくさい。

どうにか出来ないだろうか。

結論

結論から言うと、このようにExcelを開くと最初に自作リボンを表示することが出来た。

f:id:ExcelLover:20210103143233j:plain

表示位置の変更

自作リボンはデフォルトではリボンタブの一番右端に表示される。

この位置を変更するにはInsertBeforeMsoInsertAfterMsoのいずれかを使用する。

例えばリボンタブ「データ」の右側に表示する場合はこの様に記載する。
f:id:ExcelLover:20210103143330j:plain

そうするとこの様に表示される。
f:id:ExcelLover:20210103143353j:plain

元々のデフォルト表示

ところで、何も設定をしていない場合、自作アドインメニューはリボンのどこに表示されるかというと、上記で述べたように右端に表示される。

では、その時にデフォルトで表示されているリボンメニューは何かと言うと、左端に表示されている「ホーム」である。

それならばアドインメニューを一番左に表示すればデフォルト表示されるのではないか。
試してみた。

一番左に表示する方法

一番左に表示する場合の記載方法は下記のとおりです。
f:id:ExcelLover:20210103143450j:plain

そうするとこのように自作アドインメニューが一番左に表示され、その結果Excelを開いた時にデフォルトで表示されるようになりました。

f:id:ExcelLover:20210103143233j:plain


まとめ

自作アドインメニューをデフォルトで表示できるようになりました。
もちろんデフォルト表示でなくてもInsertAfterMsoとInsertBeforeMsoを利用することで好きな位置に表示することが出来ますので、自分にとって使い勝手のいい位置に表示するようにしてみてください。

今後はさらに使用頻度が上がった自作メニューの使い勝手を上げたくなってくると思います。
その話はまたそうなった時に新たに色々と検証してみたいと思います。