テーブル機能。便利ですよね。
テーブルを設定すると色々とExcelが気を使ってくれるようになるのですが、その細かい気の使いようにちょっと困った自体に遭遇しました。
その現象と対処法をご紹介
数式の自動入力
このようなテーブルに税込みの金額を算出する数式を入力します。
これを確定すると。
同フィールドの全てのレコードに同じ式が自動で入力されます。
便利ですね。
数式の修正同期に悩む
しかしこの便利機能に困らされました。
先程の表は消費税率10%で計算していました。
しかしテーブルの一部だけ8%に変更する必要がありました。
そこで3行目の税率を8%に変更して確定したところ…
全レコードの税率が8%に変更されてしまいました。
ショートカットキー一発
解決法としてはたった一動作です。
Ctrl +Z つまり「戻す」です。
戻すを行うと全レコードの式が置き換わった状態になったらすぐ、戻すと
8%に変更した箇所はそのままに、テーブル機能が自動で修正同期した箇所は元の10%に戻りました。
まとめ
正直テーブル内の一部のレコードだけ式を修正するのは今後のことを思うとやるべきではないと思うし、別の対策を取るべきだと思いますが、1つの方法として。
ちなみに数式だけじゃなくてテーブルのすぐ隣に何かを記載してテーブル範囲が自動拡張された際にも「戻す」で取り消すことが出来ます。
ご参考までに。