Excelが大好きだ!

Excel大好き経理マンがExcelの事を書き綴っていきます。


スポンサードリンク

A5M2でExcelに接続する方法

高機能かつ軽量なSQLクライアント、A5:SQL Mk-2(以下A5M2)
便利ですよね。

a5m2.mmatsubara.com

様々データベースに接続することが出来るA5M2ですが、Excelに接続することも出来ます。

Excelに接続することでA5M2の便利な機能を利用しつつSQL文の作成・実行を行うことが出来ます。



A5M2のデータベース設定

  • ツールバーの「データベース」→「データベースの追加と削除」

f:id:ExcelLover:20210627122603j:plain


  • 左下「追加」

f:id:ExcelLover:20210627122050j:plain


  • 「ADO」を選択

f:id:ExcelLover:20210627122108j:plain


  • 「…」を選択

f:id:ExcelLover:20210627122125j:plain


  • プロバイダーの中から自分の環境にあったものを選択。

f:id:ExcelLover:20210627122143j:plain

Excelのバージョン プロバイダー
2007より前のバージョン Microsoft Jet 4.0
2007・2010 Microsoft Office 12.0 Access Database Engine
2013 Microsoft Office 15.0 Access Database Engine
2016・2019・365 Microsoft Office 16.0 Access Database Engine

ここで自分のExcelにバージョンに対応したプロバイダーが見当たらない場合は追加が必要です。

Excel2013の環境ですが、「Microsoft JET 4.0」以外のプロバイダーがありません。

f:id:ExcelLover:20210627122212p:plain

プロバイダの追加方法については下記サイトをご参照。

qiita.com


  • すべてタブを選択。

「Data Source」 に操作したいExcelのフルパスを入力。

「Extended Properties」にExcelのバージョンに応じた値を入力。

Excelのバージョン Extended Properties
2007より前のバージョン Excel 8.0
2007以降のバージョン Excel 12.0

f:id:ExcelLover:20210627122256j:plain


  • 「接続」タブを開き「接続のテスト」を選択

f:id:ExcelLover:20210627122311j:plain


  • 下記のように表示されればOKです。

f:id:ExcelLover:20210627122328j:plain


  • Excelに対してSQL文が実行できました。

f:id:ExcelLover:20210627122346j:plain

おまけ

ちなみに上記をちゃんと設定していても、A5M2がExcelに接続できない時があります。

Excelが32ビット版ならA5M2も同じように32ビット版を使用するようにしてください。