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配列定数に変数を差し込む方法

以前に下記のExcelクイズに解答したことがある。

この時に配列定数の値を変動させる方法を捻り出していたので、今更ながら備忘録。

配列定数とは

直接入力した値・数式の結果を問わず、通常セルには1つの値しか扱うことが出来ません。

ところが配列を利用すると1つのセルに複数の値入力することが出来ます。

配列定数「定数」と記載されているように計算式や他セルの参照すること出来ず、値を直接入力することしか出来ません。

例えばこのように入力します。

f:id:ExcelLover:20210913184951p:plain

これは1つのセルに「1」と「2」と「3」の数値が入力されています。

「1,2,3」という文字列ではありません。

変数は入れられない

先述したとおり、配列定数には計算式や他セルの参照を入力することが出来ません。

f:id:ExcelLover:20210913184845p:plain

先程と同じように「1」と「2」と「3」を表現するために他のセルを参照しようとしていますが、これはエラーになります。

f:id:ExcelLover:20210913184648p:plain

変数を差し込む方法

では定数配列に変数を差し込むにはどうしたら良いでしょうか?

このような数式になります

f:id:ExcelLover:20210913184150j:plain

この例では要素数3つの定数配列の1つ目にセル参照した値を差し込んでいます。

数式はこのような意味になっています。

f:id:ExcelLover:20210913184209j:plain

正直いっそのこと全部セル参照にすればこのような手間がかからないので、そうすればいいと思うのですが過去の記録を残しておきたいと思ったので。

ではでは。