今回からはExcelで使用可能なSQL文について紹介していきます。
ベースとなるコードを少し変更しました。
データの貼り付け先を別シートに変更しています。
SQLの基本構文
Select文は抽出・集計の最も基本的な構文です。
select 列名 from テーブル名
Excelの場合はこのようにシート名と列名をSQL文に当て嵌めます。
Excelのシートをテーブル名に指定する際には [シート名$] と記載します。
ExcelxSQLにおけるテーブルの指定方法については別途記事で紹介いたします。
複数列の指定も可能です。
全ての列を指定する場合は列名に「*」を指定します。
列名を別名に変更
下記の構文で列名を変更することが出来ます。
select 列名 as 変更後の列名 from テーブル名
元データの列名ではわかりにくい場合や、列名がつかない集計列に対して任意の列名を指定する際に使用します。
定数を表示する
SQLではテーブルのデータ以外にも定数を表示することも可能です。
文字を定数にする場合はシングルクォーテーションで囲みます。
日付の場合は # で囲みます。
日付は貼り付け先のセルの書式の影響を受けます。
データ貼り付ける前でも後でも良いので日付に書式を変更する必要があります。
select 数字定数 as 定数列名 from テーブル名 select '文字定数' as 定数列名 from テーブル名
次回はExcel×SQLにおけるテーブルの指定方法について紹介します。