数値だけでなく文字列に対しても演算子や関数が用意されています。
INSTR関数
文字関数の INSTR関数 を紹介します。
INSTR関数の構文は以下のとおりです。
select INSTR(開始位置,列名,探したい文字,compare) from テーブル名
引数 | 内容 |
---|---|
開始位置 | 省略可能。指定要素の何文字目から検索するかを指定。省略した場合は先頭から検索。 |
列名 | 検索対象となる列名・定数・数式を指定する。 |
探したい文字 | 探したい文字を指定する。2文字以上も指定可能 |
compare | 省略可能。文字列比較の種類を指定します。下記外部リンク参照 |
INSTR関数は探したい文字が指定した要素の何文字目から始まるかを返します。
列は文字列だけでなく、数値や定数を指定することが出来ます。
INSTR関数使用例
先頭から検索する場合は引数「開始位置」は省略可能。
引数「探したい文字」が見つかった場合は、先頭から何文字目かを返す。
引数「探したい文字」は複数文字を指定することも可能。
「本県」を指定すると該当するの熊本県のみになるため、それ以外は0を返している。
開始位置を指定すると、それ以前に探したい文字があった場合でも無視して、
次に見つかった位置を返す。
返ってくる答えは開始位置の指定にかかわらず、先頭からの文字数。