Excel関数と同様にSQLにも文字列・算術関数以外に日付関数が存在します。
DATEADD関数
今回は日付関数の中からDATEADD関数を紹介します。
DATEADD関数の構文は以下のとおりです。
select DATEADD(interval,number,date) from テーブル名
DATEADD関数は引数「date」に引数「number 」の期間を引数「interval」で指定した単位で加減算した日時を抽出します。
引数 | 内容 |
---|---|
interval | 抽出形式。日付・時刻形式データから抽出するデータを指定 |
number | 加減算する数値を指定する。プラスなら将来の日時、マイナスなら過去の日時を指定 |
date | 日付・時刻データを含む列・定数・式を指定する |
Excel VBA 関数のDATEADD関数とほぼ同じ機能です。
interval
設定 | 説明 |
---|---|
yyyy | 年 |
q | 四半期 |
m | 月 |
y | 年間経過日数 |
d | 日 |
w | 曜日 |
ww | 週 |
h | 時 |
n | 分 |
s | 秒 |
DATEADD関数使用例
引数「interval 」で指定した単位で日付を加減算する。
引数「interval」にyyyyを指定することで「年」を加減算する。
下記では誕生日に3年加算している。
時間を加減算することも可能。
マイナスを指定することで過去の日時を算出可能。
TIME関数でもあったようにExcelに時刻データを貼り付けると、下図のように表示される。