誤ったデータを返すと評判の「重複の削除」機能ですが、個人的には結構使っている。
重複の削除機能は使っちゃ信用できないから使っちゃ駄目よって言われるけど、実は結構使っている。
— Kou Excelが大好きだ! (@LoverExcel) July 16, 2020
ただ使い途ははほぼ一択で、データをsumifsで集計するときの検索条件群を作る時だけなんだよな。
シュッと条件抽出できるし、仮にちゃんと重複削除できてなくても合計が合わないから気づくしね。
じゃあ実際にどう使うのかを簡単に紹介したいと思う。
こんな感じで作業
左側の元データから右側の集計表を作成してみようと思います。
早速作業してみます。
「重複の削除」機能を使うことで会社の一覧を簡単に作成することが出来ました。
後はSUMIFS関数を使用することで簡単に会社毎の金額を集計することが出来ました。
「重複の削除」機能は重複していないデータを削除した一覧を返すことがあるようですが、 今回のような使用例では元データの合計と集計表の合計が異なっていれば、会社一覧に誤りがあることに気がつきますので(集計した後はチェックしましょう)、誤ったデータを返すことを心配せずに簡単にデータを抽出できる恩恵を受けることが出来ます。
道具は使いようということで、デメリット・不具合は理解しつつも「重複の削除」機能を活用してみてください。